TechFirst Cloud Platform Service - 利用規約

2025年12月22日制定

第1章 総則

第1条(用語の定義)

TechFirst Cloud Platform Service利用規約(以下「本規約」という。)で用いる用語の定義は、当社が別途制定する「TechFirstサービス基本規約」(以下「基本規約」という。)の定めによる他、以下のとおり定義する。

(1)
TechFirst Cloud Platform Service 申込書とは、利用契約の申込希望者(以下「申込者」という。)が、当社規約に同意の上、当社に対して申請するリソースサービス個別のサービス申込書のこと。
(2)
サービス開始通知書とは、当社が利用契約の申込みを承諾後に契約者に発送する料金、課金開始日等が記載された当社規約の一部を構成する書面のこと。
(3)
クラウドプラットフォームサービスとは、当社が運用管理する契約者専用に供する仮想基盤上の仮想サーバサービスのこと。
(4)
仮想インスタンスとは、ソフトウェアで構成された稼働可能な仮想サーバ(仮想マシン)のこと。
(5)
派生物とは、独自アプリケーション及び独自ファイルのこと。

第2条(本利用規約の適用)

当社は、契約者に対し基本規約及び本規約(以下あわせて「本利用規約」という。)に基づき、リソースサービスを提供する。

第2章 リソースサービス

第3条(リソースサービスの提供内容)

リソースサービスにおけるメニュー及び料金は、当社が別途定める「TechFirstサービス価格表」(以下、「メニュー表」という。)に定めるとおりとする。
当社は、契約者の求めに応じ、前項に規定するメニュー表に定める範囲を超える運用保守、サポート等を行うときは、当該保守、サポート等を行うために要する費用が発生する旨を契約者に対し事前に通知し双方合意のもと実施するものとし、契約者は当該費用を支払う義務を負うものとする。
契約者は、当社からのライセンスの許諾を受け、仮想サーバ上に派生物の作成を行うことができる。なお、利用契約終了後、当社は契約者に対し、当該ライセンスの利用を停止する。
当社は、リソースサービスにおいて提供するサーバ、ストレージ及びOS等について、法令上の一切の保証(商品性、特定の目的への適合性、財産的権利の不侵害に関する保証を含むが、これに限定されない。)及び安全性、信頼性、適時性並びに性能等に関する一切の保証において、如何なる責任も負わない。ただし、本利用規約又は「メニュー表」において、当社が明示的に定める場合を除く。
当社がリソースサービスにおいて提供するサーバ、ストレージ及びOS等の不具合、欠陥等に起因して発生した損害、データ喪失などについて、当社の故意又は重大な過失による場合を除き、当社は一切の責任を負わない。

第4条(サービス単位)

基本規約第6条(契約期間)第1項におけるリソースサービスの単位は、仮想インスタンス容量毎とする。

第5条(最低利用期間)

基本規約第6条(契約期間)第2項におけるリソースサービスのサービス単位ごとの最低利用期間は3ヶ月とし、その期間の起算日は「サービス開始通知書」のサービス提供開始日に基づくものとする。
前項に規定する最低利用期間を経過したときは、契約者から基本規約第16条(契約者が行う利用契約の解除)の申出がない限り、契約期間は自動的に延長されるものとし、自動延長期間は、1ヶ月単位とする。

第3章 契約

第6条(契約者が行う利用契約の解除)

契約者は、利用契約を解除するときは、当社に対し解除の日の2ヶ月前までに、当社に対し基本規約第19条(当社への通知)に定める方法により申出を行うこととする。なお、当社に解除の申出があった日から解除希望日までの期間が2か月未満である場合、解除の効力は申出があった日から1か月後の日に生じる。

第4章 契約者の義務等

第7条(契約者の義務と責任)

契約者は、基本規約第17条(契約者の義務と責任)の定めによるほか、本条における義務と責任を負う。
契約者は、サービスリソース上に作成する派生物について、自己の責任をもって管理、運用等を行う義務を負う。また、契約者はこれを怠ったことに起因するすべての損害について、責任を負わなければならない。
契約者は、故意、過失を問わず、また利用契約終了の前後を問わず、本サービスの利用にあたり知り得たサービスリソースのノウハウ、アイデア等に関するすべての情報を第三者に対し開示又は漏洩してはならない。

第8条(ライセンス等の取扱い)

本利用規約に基づき、ライセンスの許諾を受け契約者が利用することができる仮想サーバには、第三者ソフトウェア等が含まれる。これらのソフトウェアに関する知的財産権は、すべて当該ソフトウェアの使用許諾者(以下、当該ソフトウェアの使用許諾者を「ライセンサー」という。)に帰属し、契約者は当該ソフトウェアの使用に際し、ライセンサーが定める使用許諾契約の規定を遵守する義務を負う。
本利用規約に基づき、ライセンスの許諾を受け契約者が利用することができる仮想サーバを用いて契約者が派生物を作成し、契約者にその著作権等が認められる場合において、第三者が同様の派生物を作成したとしても、契約者は当該第三者にその使用権を無条件に許諾しなければならない。
本利用規約に基づき、契約者が当社から許諾されたライセンスを行使することにより生じた契約者の過失利益及び損害あるいは第三者から契約者に対してなされる請求に基づく損害について、当社は一切の責任を負わない。

第5章 提供停止

第9条(当社が行う利用契約の解除)

当社は、契約者が基本規約第24条(当社が行う利用契約の解除)の定めによるほか、次の号に該当するときは、何らの催告なしに直ちに利用契約を解除することがある。
(1)
核施設、生命維持装置及び軍事等への利用を目的とし、リソースサービスを利用したとき。
前項に基づく利用契約の解除に起因するすべての損害については契約者に帰属し、当社は一切の責任を負わない。
第1項で規定する行為により、第三者が損害を被ったときは、契約者は当該第三者に対し直接、当該第三者が被った損害を賠償しなければならない。
第1項で規定する行為により、当社が損害を被ったときは、契約者は当社に対して当社が被った損害を賠償しなければならない。
第1項で規定する行為により、第三者より当社に対し異議申立がなされた場合、契約者は自己の費用で当社を防御し、当社を免責するものとし、またこれにより当社が損害を被ったときは、当社が被った損害を賠償しなければならない。

附 則

本規約は、2025年12月22日から実施します。